煩悩ブログ-あと11日分

先日、酔ってしまい一時行方不明者になった。
行方不明になる前まで一緒に飲んでた彼が
「気持ち悪い」という私を気遣ってくれたのだろう、
荷物など全部もっててくれて、コンビニで彼が会計している間にいなくなった。…らしい。


いつの間にか知らない男性と一晩中(?)歩いていた。…みたい。


記憶はとびとびだが、コンビにでお菓子買ってもらったりしたのは覚えてる。


意識がはっきりしたのは朝。
一緒にいた見知らぬ男性の雰囲気が怪しい方向で、
拒否して拒否してなんとか別れる。
…というか、ほんと、危ない人じゃなくてよかった…。
急に覚醒したので、暴力的な人とかだったら、
殴られておかしなことになってもしかたない
状況っちゃ状況だった。
眠くて体だるくて、思考回路が朦朧としてて、
とにかく離れたくて怖いから一人になりたかった。
拒否してたらなんとかわかってくれて、
怒りながら1000円1枚取り出し、
「これでちゃんと帰って。バイバイ」と去っていった。
それを思うといい人だよね…。できれば早い段階で
交番に連れてってくれればもっといい人だったけど…。
がしかし!朦朧とした私がとったのは
その1000円をなぜか使っちゃいけないと思って
どこか道端においてくるという…。




まずもって、記憶が飛ぶほど酔ってしまう私が100%だめだ。
いつもは日本酒とかのむが、気をつけてチューハイとかにして少なめにしたけど、
どうもおなかへってたみたい。
量じゃなくて、自分が今どれくらいの酔いかわかるようにならなきゃいけない…。


なんとか近くの交番にたどり着き、電話を借り家に電話する。
母は状況知らないだろうなぁ…と思ってたので、
なんて説明しようと考えながらコール音を聞いていたら、
「心配してた!」という母の声に驚く。


住所を告げ、しばらくまつと、
彼がタクシーできた。


話を聞くと、彼は足がマメだらけになるほど一晩中探してくれて、
親も寝ないで、楽しみにしてたゴルフもいくのやめて探してくれた。







酔っ払って飛び飛びの記憶の中、何も持ってない自分の状況をみて
ただ一つ思ったことで忘れられないことがある。
「まぁこのままこの世からいなくなっても、大丈夫。生きる価値ないと思うよ私。」
生きる価値ってなんだ?
何を偉そうに。
そりゃこんだけのことしたら価値自体はないと思うよ。
できることなら、これ以上迷惑かけないように潔くさっさと死ねばいいよ。



でも、いまだに足が痛くて辛そうに歩く彼、
思わずカエルの部屋にいってカエル達に「frogfrogfrogを連れて帰って」とお願いしたという母、
彼と一緒に一晩中探して、交番でほっとした顔の父、
たとえ自分に価値はなくともこれらの、「frogfrogfrogに何かあったら」と
必死になってくれた、涙が出るほど暖かい優しさをお前は否定できるのか?
できるわけがない。自分の命を粗末にするってのは、
その優しさも否定するのと同等だ。



もっと愛したい。今回もらった沢山の気持ちに負けないくらい、
私が大切にしたい人達を愛したい。
私が大切にしたい人達が幸せになれるように頑張りたい。
感謝してもしきれないこの気持ち、どうやって伝えていこう。
何からはじめればいいのかな><


あ!!
自分、死ねばいいよとも思ったけど、
カエルが好きな自分は好き。
そこだけは認めてあげるわっ。
…自分をスキにならないと、人も愛せないってどっかできいたことがある。
それが本当なら、私は私のカエル好きなとこをスキでいよう。
他は今は到底無理。